MID TOWER GRAND
建築と街の景観デザインに対するこだわり「MID TOWER GRAND」。月島の独自性とは、都心にありながら独創性を持った街であり、対岸の街とは月と地球のような関係性を持っていることです。そのため、外から月島を眺めたとき、月を見て感じるような幻想的な世界観を描けないかを考えました。特に頭頂部の見え方を強く意識し、月の柔らかな光、幻想的な風景、曲線美をモチーフとした「アーチ」を、最上階・ペントハウスのルーフにデザインしました。街並みとしての見え方を大切にした「ヒューマンランドスケープ」にもこだわっています。月島西仲通り商店街に面する長屋の風景、人と人との温かなふれあいなど、月島らしいヒューマンスケールの風景を感じさせる低層部のデザインを実現。一方で、住宅のエントランス側は、都心のレジデンスに相応しい美意識に満ちたランドスケープを描き出しました。商店街の賑わいと表裏する、緑豊かで開放的なアプローチ空間。そして、ホテルのラウンジのような憩いと賑わいが生まれるロビーラウンジも、街に心をときめかせる風景を創出。低層部のデザインコントラストを通じて、魅力的な街並みづくりに貢献することを目指しました。